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 株式会社アプロサイエンスは、2007年10月15日より株式会社グライエンスと提携し、 N-結合型(アスパラギン結合型)糖タンパク質糖鎖構造解析の受託分析サービスの提供を開始しました。

 本解析は、多次元HPLC独自のデータベースに対する検索に基づいております。
具体的には、三種類の異なるカラムによる溶出時間を測定して、データベース検索により糖鎖の構造解析を行います。 検索には、GALAXY と呼ばれる独自のデータベースを用いております。糖鎖の同定に必要な標準糖鎖は600種類を所持しており、 GALAXY には、この600種類の糖鎖の分析結果が格納されております。

GALAXY:Glycoanalysis by the three axes of MS and chromatography)

>> 解析フロー
>> 注意事項
>> 解析依頼書(PDFファイル)
>> 結果報告書例





標的タンパク質に付加した糖鎖の解析

糖鎖は、タンパク質の機能に大きな影響を与えていると云われており、例えば、宿主細胞へのウィルス・細菌感染などに深く関与しております。 糖鎖は、タンパク質の機能だけでなく、生命現象をより深く知るために無視できません。 構造決定した糖鎖を利用した機能性タンパク質のエンジニアリング、植物に対する病原菌感染経路の解明など、幅広い研究分野に対して本サービスは対応できます。


タンパク質医薬品の品質評価

タンパク質医薬品のパフォーマンスは、付加している糖鎖によって左右される場合があります。本サービスでは定量的な糖鎖構造解析を行うことにより、抗体医薬やタンパク質製剤の品質評価(製剤の糖鎖品質管理による製品間の均一性維持)を実施することができます。




疾病バイオマーカーの探索 (糖鎖プロファイル、比較解析)

近年、疾病などに対する遺伝子やタンパク質のバイオマーカー探索が盛んに行われていますが、本サービスを 用いればまだ未知の領域である糖鎖のバイオマーカーを探索することが出来ます。






■ N-結合型(アスパラギン結合型)糖タンパク質糖鎖の構造解析

 分析には、脱塩処理後に凍結乾燥した糖タンパク質をご用意して頂きます。
 細胞、組織、血清から分析を実施することも可能です。

 お送り頂いたサンプルは、グリコペプチダーゼ処理を行い、糖タンパク質よりN-結合型(アスパラギン結合型)糖鎖を切り出して、蛍光標識を行います。
蛍光標識した糖鎖は、多次元HPLC解析法により分析を実施します。具体的には、DEAEカラムを用いて中性糖と酸性糖とを分画し、得られた画分をODSカラムにより疎水性分画を行います。続いてAmideカラムにより親水性分画を行います。

 それぞれの分析で得られた溶出時間をグルコース・ユニット値に変換し、GALAXYによるデータベース検索により候補となる糖鎖を絞込みます。そして、最終的には、標準品と共打ちを行い、糖鎖を同定します。
GALAXY に登録されていない未知の糖鎖につきましては、酵素処理法を用いたオプション解析により糖鎖を同定することができます。

解析区分 内容 価格 (税別) 納期
一次解析 酵素処理、蛍光標識、DEAEおよびODSカラム分析 1解析
\500,000
約 2週間
二次解析 Amideカラム分析と標準糖鎖を用いた構造同定 1ピーク
\35,000
約 2週間
オプション解析 酵素処理法を用いた構造同定 1ピーク
\50,000
約 1週間


一次解析: 分析には、糖タンパク質あるいは細胞・組織・血清等をご提供いただきます。

○ 糖鎖プロファイル作成のみ(糖鎖ピークの波形情報まで):タンパク量 0.2 mg 以上を目安としております。
○ 糖鎖構造の同定:糖鎖含量 30 μg 以上もしくはタンパク量 1 mg 以上を目安としております。

1. 酵素処理 : グリコペプチダーゼAによる糖タンパク質N-結合型糖鎖の切り出しとゲルろ過精製
2. 蛍光標識 : 2-アミノピリジンによるN-結合型糖鎖のピリジルアミノ(PA)化とゲルろ過精製
3. DEAE カラム : DEAEカラムにより中性糖鎖とシアリル化糖鎖(酸性糖鎖)の分画
4. ODS カラム : ODSカラムにより糖鎖の疎水性による分画とグルコース・ユニット値の算出


二次解析: 一次解析報告書に基づき、二次解析を行うピークを選択して頂きます。

1. Amide カラム : 糖鎖の親水性による分画とグルコース・ユニット値の算出
2. データベース検索 : GALAXYに基づいた候補糖鎖の絞込み
3. 糖鎖同定 : 候補糖鎖の標準品とサンプルを共打ちし、構造を同定


 ご注意
本分析結果は、研究用にのみお使い下さい。
得られた結果は、診断目的には、ご使用できません。

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